家族の承諾を得る
mocoとお見合いしてから家族と話し合った。
というより、義母に説明?(かなり説得みたいな感じになったが…)するのに一役かってくれたのが義妹。
僕はというと、ほとんど話していない…
なぜ義母が難色を示したかというと…
過去、この家では3頭の犬を飼ってきたが、どの子も外犬。
今では室内犬(犬=家族)が当たり前になってきたが、一昔前までは「犬=ペット」という認識が強かったのだと思う。
外でしか飼ったことが無い家庭では当然の反応かな。
犬独特の匂いはあるし、ウンチとかオシッコも覚えるまではどこにするか分からないし、抜け毛もあるし、まあ、今までとは違う環境になるのは必然なので。
迎え入れの準備
家族として犬を一頭迎え入れるには、それなりの準備物が必要になる。
mocoの場合、保護犬ではあるが、野犬あがり。
野犬はそもそも人間や人間の環境に慣れていないらしい。
なので、もちろん人間そのものが怖いし、人間の環境では当たり前にある車などの音に敏感に反応する。
犬それぞれに違いはあるが、怖いからこそ、「吠える、ウンチオシッコを漏らす、ガクガク震える、逃げる、噛む、無になる」などの反応が出てしまう。
幸いなのかどうかは分からないが、mocoの場合は「無反応」
そんな野犬たちを迎え入れる準備物はこれ↓
準備物
- 脱走防止用の柵(玄関、飼育部屋、犬が生活するであろう部屋のドアや窓等)
- ケージ
- トイレシーツ
- 餌
- ウォーターディッシュ
- スリップリード
- ハーネス
- リード
- その他もろもろ
準備に一番苦労したのが、脱走防止用の柵だ。
簡易柵を用意すればいいというワケにはいかない。
なぜなら、野犬あがりは一度脱走してしまうとまず捕まらないから。
脱走した犬の顛末は想像に難しくない。
準備物のそれぞれにちゃんと意味がある。
野犬を飼うというのはそういうことなんだね。
散歩用のリードなども、普通に首輪つけてリードつけて…なんてワケにはいかない。
ここでも脱走防止のために「ダブルリード」が基本中の基本になってくる。
保護者さんから教えてもらったのだが、ダブルリードはおおよそ一生に渡り続けたほうがいいらしい。
さてさて、DIY好きな僕が作った脱走防止用の柵を見てくれたまえ。
下手の横好きにしてはなかなかの出来栄えだと思うが…どうだろう。
階段上の脱走防止柵
飼育部屋の脱走防止柵
この柵を作るのにかかった時間…約4日。
ホームセンターで木材買って、手持ちのドリルで穴をあけ、サンダーとトリマー買って木材加工して、蜜蝋塗って乾かして…
マジで苦労した…
玄関用の脱走防止柵までDIYの手が出せず…玄関用だけ簡易版。
玄関用脱走防止柵
100均でワイヤーメッシュ買ってきて結束バンドで繋げて足つけて…まあ、ひどい出来栄え…
とりあえずはこれで。
他に買ったものを載せておく。
他のもの
他にもいろいろ細々したものもある。
ウンチオシッコ用のトレーとか、寝床のクッションとか、餌用の容器とか、ウェットティッシュ、、ペーパーナプキン、ビニール袋、おやつ……
おそらくは10万円くらい財布から消えたかな。
なぜか魔女の宅急便のキキが発した言葉を思い出す。
まあ、これも人生を共にする家族には必要経費ってことで。
名前の由来
そういえば、名前の由来書いてなかった。
アイキャッチ画像を見てもらいたいのだが、黒いのが2頭。
右の黒いのがlocoで、左の茶色いのがmoco。
この2頭は、一緒に香川県で保護された姉妹。
保護者さんいわく、
って思ってたらしい。
実はこのロコモコという名前も気に入った一つ。
時が経ち、もう少し大きくなったら姉妹で再開させてあげたいなと思う。
ロコモコ(左がロコ、右がモコ)